DAPDNA World Leaders in Dynamically Reconfigurable Processors IPFlex
 
 
ニ ュ ー ス

2007年8月9日
アイピーフレックス株式会社
画像処理用途に適したダイナミック・リコンフィギュラブル・プロセッサ「DAPDNA-IMX」と
統合開発環境「DAPDNA-FW II」の最新版を発表


955個の演算処理要素とRISC部のデュアル化で機能を大幅アップ。
グラフィカルなインタフェースや高級言語的アプローチで高い生産性を実現。

  アイピーフレックス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:北島 利明、以下アイピーフレックス)は、OA機器などの画像処理に最適化したダイナミック・リコンフィギュラブル・プロセッサ(注1)(以下DRP)「DAPDNA-IMX」(注2)のサンプル出荷を開始したことを本日発表いたします。DAPDNA-IMXは画像処理に有用な機能を搭載しており、JPEGをはじめとする広範囲な画像処理のアプリケーションでご利用いただけます。RISC部をデュアル化することにより、DAPDNAデバイス本来の特長である高いデータフロー処理性能とバランスする、システム制御のパフォーマンスとスケーラビリティを実現します。また、DAPDNA-IMX対応の統合開発環境「DAPDNA-FW II v3.2」もリリースいたしました。DAPDNA-IMXと併せてお使いいただけば、設計生産性の大幅な向上が可能です。


  今回サンプル出荷しましたDAPDNA-IMXは、OA機器などの画像処理に適したDAPDNAデバイスです。製品のライフサイクルが短くなる一方、少量多品種生産が必要とされる現在の市場では、柔軟性の高い高性能なプロセッサが求められています。DAPDNA-IMXは、この用途に最適なプログラマブルロジック半導体ソリューションです。同時にDAPDNA-IMXの開発用に、DAPDNA-FW II統合開発環境 v3.2をリリースします。DAPDNA-IMXによるプロトタイピングは、DAPDNA-FW II統合開発環境 v3.2および別売のDAPDNA-EB6評価ボードと組み合わせることにより、短期間で可能となります。DAPDNA-IMXは、2007年5月21日〜5月23日に開催されたMicroprocessor Forum 2007および同6月19日〜6月20日に開催された第4回マイクロプロセッサフォーラムジャパンでも紹介され、大きな反響を呼びました。

   【DAPDNA-IMXの特長】

  DAPDNA-IMXは、すでに商用システムで採用実績のあるDAPDNA-2と同様、チップ内の回路構成を瞬時に変更することで機能を切り替え、従来は複数のチップが必要とされたいくつものアプリケーションを1チップで実現するDRPです。DAPDNA-IMXは、DAPと呼ばれる高性能32ビットRISCコア2個と、DNAと呼ばれる955個の演算要素(以下PE)(注3)で構成される2次元マトリックスからなるマルチコア・プロセッサです。アプリケーションに応じて、システム動作中でも最適なハードウェア回路をオンデマンドで再構成できます。
  DAPDNA-IMXでは、DAPDNA-2の広範囲なアプリケーションへの適合性をある程度絞り込み、画像処理を効果的に実現できるよう工夫しました。たとえばラインバッファなど画像処理に有用な機能を搭載し、さまざまな画像処理アプリケーションでお使いいただけます。さらにDAPをデュアル化することにより、システム制御性能やトランザクション性能を向上し、DNAの並列処理による高いデータ処理性能とバランスする、最適なシステムパフォーマンスとスケーラビリティを提供します。また、TE-BGAパッケージを採用し、量産向けに高いコストパフォーマンスを実現しました。

   【DAPDNA-IMXの仕様】

DAP(デュアルDAP) 高性能32ビットRISCプロセッサを2個搭載
命令キャッシュ8Kバイト、データキャッシュ8Kバイト
DNA ・動的再構成可能な16ビットPE(955個)の2次元アレイ
・DNAコンフィギュレーションメモリ3バンク
  - フォアグラウンド1バンク+バックグラウンド2バンク
  - 4バンク以上はメインメモリからロード可能
外部
インタフェース
ダイレクトI/O 200MHz(最大、外部クロックに同期可能)、
16ビット幅、入出力計4チャネル(1.6Gバイト/秒)、
複数のDAPDNA-IMX接続も可能
DDR2 SDRAM 266MHz、64ビット幅DDR2 SDRAMインタフェース 最大容量1Gバイト(4.25Gバイト/秒)
PCI Express PCI Express rev1.0a準拠(×4)
ROM ブート用およびプログラム用シリアルROMインタフェース(SPI)
外部割込み 8本
その他 UARTインタフェース、GPIOインタフェース
動作周波数 266MHz
電源 3電源:3.3V(I/O)、1.8V(I/O)、1.2V(コア)
パッケージ TE-BGAパッケージ、1156ピン

   【DAPDNA-IMXに対応したDAPDNA-FW II統合開発環境 v3.2をリリース】

  DAPDNA-IMXに対応した、DAPDNA-FW II統合開発環境 v3.2も併せて出荷を開始しました。
DAPDNA-FW IIは、DAPDNA-IMX上のアプリケーション開発において、アルゴリズムデザインから実デバイス上での検証まで、全開発プロセスをカバーする高機能なツールセットです。DNA部分のデータフローをDFC言語という高級言語で記述し、DFCコンパイラ(注4)により、DAPDNA-IMX上に配置配線可能な情報を自動生成できます。また、波形ビューア、メモリビューア、リソースマネージャ、消費電力ビューアなど豊富なシミュレーションおよびデバッグ環境が用意され、適時実行できます。
  DAPDNA-FW II v3.2は、DAPDNA-2にも対応しており、v3.2以前からお使いのお客さまにも問題なく移行していただけます。その一方で、DNAの配置配線を行うフィッタの性能が大きく向上し、より短いTATで設計、検証、デバッグが可能となりました。また従来の永久ライセンスに加え年間ライセンスという契約形態を設定するなどライセンス形態を多様化し、より導入しやすくしました。DAPDNA-IMX のデュアルDAPを用いたアプリケーションの開発環境については、今後充実していく予定です。

   【製品受注開始および出荷について】

  DAPDNA-IMXのサンプル、およびDAPDNA-IMXに対応したDAPDNA-FW II統合開発環境 v3.2は、本日より受注を開始しました。詳細は弊社ホームページまたは弊社営業担当へお問い合わせください。

   【用語説明】

(注1)
ダイナミック・リコンフィギュラブル・プロセッサ(DRP):動的にチップ内部の回路構成を切り換えることが可能なプロセッサ
(注2)
DAPDNA:Digital Application Processor / Distributed Network Architecture
(注3)
演算要素(PE): 動的再構成可能な演算処理機構の最小単位
(注4)
DFCコンパイラ:英Celoxica社との共同開発
   
※DAPDNA-IMXは、2006年に発売開始したDAPDNA-IMSの上位互換デバイスです。  DAPDNA-IMXの発売を持ってDAPDNA-IMSの販売は終息させていただきます。

アイピーフレックス株式会社について

  アイピーフレックス株式会社は、動的再構成可能(ダイナミック・リコンフィギュラブル)な高性能・多機能プロセッサ、これに対応した開発環境ソフトウェアや評価ボード、周辺インタフェース製品を提供しています。アイピーフレックスが開発したダイナミック・リコンフィギュラブル・プロセッサ(DRP)の「DAPDNA」製品群と、Software to Silicon コンセプトをベースにした統合開発環境ソフトウェア「DAPDNA-FW II」により開発期間を短縮するばかりでなく、製品の多様化、アプリケーションの変化・変更へ迅速に対応することができます。アイピーフレックスは、コンシューマ、イメージング、ワイヤレス、ハイパフォーマンスといったそれぞれのアプリケーションに最適なソリューションを、パートナ企業と共に提供しています。

なお、IPFlex、アイピーフレックス、DAPDNA、Software to Silicon はアイピーフレックス株式会社の登録商標です。その他記載の社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。

以 上

本件に関するお問い合わせ


アイピーフレックス株式会社
≪お客さま、および報道関係お問い合わせ先≫
広報担当
TEL : 03-5436-3861 FAX : 03-5436-3862
E-mail : info@ipflex.com
http://www.ipflex.com/

プレスリリースに記載された情報は発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。


 
 


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